つばさ乗馬苑ではセンタードライディングの講習会を実施しています。

サリースウィフト女史が開発した「センタードライディング」は、古典的な乗馬の本質を体の感覚への気づきや体のセンタリング、心的イメージを使って表現したものです。これにより、インストラクターからの「何をすれば良いのか?」という指示に対して、「どう実行すれば良いのか?」の答えを見つけることができます。 この方法は、乗馬の新しい視点だけでなく、日常生活の異なる側面も提供します。
どういう効果があるの?
センタードライディングは、自分の体の感覚や潜在能力に気づく手助けとなります。多くの人が無意識のうちに悪い習慣を身につけてしまうことがあります。馬はライダーの体の微細な動きを感じ取り、それに反応します。このため、間違った動きは馬を混乱させることがあります。センタードライディングは、ライダーの体のバランスと平静を取り戻すことで、馬とのより良い協調を可能にします。
センタードライディングのベーシックテクニックとは?
ソフトアイ
視野を広げ、ライダーと馬の体の状態をより感じ取りやすくすることで、緊張を緩和し、自由に進むことを容易にします。
正しい呼吸
緊張や疲れを和らげ、体の中心を安定させ、深層筋肉を活用し、馬を穏やかに反応させます。
センタリング
コントロールとエネルギーの中心に導くことで、乗馬がより安定します。
バランスまたはブロック積み
自分の体を一直線に保つことで、馬の中心の真上でバランスを取り、馬の動きにスムーズに追従することが可能となります。。
グラウンディング
坐骨と足を通じての接地感を強化することで、バランスと安定性が向上します。
センタードライディングの学び方
センタードライディングでは乗馬のレッスンに加え、馬無しの地上エクササイズ「グラウンドワーク」も行われます。グラウンドワークは、人体の動きや馬との相互作用を深く理解することを助けます。 また、アレクサンダーテクニークや太極拳などの手法も取り入れられ、体のバランスと一体感を高めます。センタードライディングの本やビデオも初学者のための参考資料として役立ちますが、最も効果的な学び方は、認定を受けたインストラクターからのレッスンやクリニックを受講することです。

センタードライディングで恩恵を受ける人は誰?
センタードライディングは、あらゆるレベルのライダーやトレイナー、インストラクターに利用されています。また、障害者乗馬や古傷、慢性的な症状を持つライダーにも有益です。そして何より、楽しみながら学べるのが魅力です。
センタードライディングインストラクターと団体について
センタードライディングはサリースウィフト女史によって考案されました。現在、認定されたインストラクターが世界中で教えています。センタードライディングの資格には四つのレベルがあり、定期的に更新が必要です。 詳しい情報は公式ウェブサイト www.centeredriding.org で確認できます。
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